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【金沢旅】予約が取れない寿司屋から学ぶ期待感を高めるマーケティング

どうも、あっきーです。

 

今日はビジネスをやってる知人にお誘いを受けて、金沢まで寿司を食べに来ました。

 

ここは一見さんお断りの紹介のみで、かつ予約が3ヶ月以上先まで埋まったりする店です。

 

まあ、こういう寿司屋は東京にも多くあるんですが、美味しい寿司を食べながら

こうやって希少性と限定性を演出して
「期待感」を高める
のって、僕らのような個人ビジネスでも大事だよなーと改めて感じたので、少し語って見ようと思います。

 

希少性を高めるって大事

「あさって空いてますか?」

「金沢に寿司、食べに行きませんか?」

あっきー「はい、ぜひ!」

 

ということで、急きょ金沢へやってきました。

 

こうやってフットワーク軽く移動しながら、美味しいもの食べたり、刺激を受けたりして、スキマ時間で集中して仕事して…

みたいな時間が僕は大好きで。

 

今回はこちらの寿司屋にやってきました。

小松弥助さん

完全予約制で、とあるビルの中にひっそりとあるので外からは見つけられません。

 

カウンターはこんな感じ。今回は残念ながらカウンターではなくテーブル席でした。

 

食べログでもこの評価。東京港区なら値段倍はするかも。

 

90歳になる寿司職人の神様みたいな大将がいるお店です。

銀座の久兵衛とか、「いってらっしゃい!」で有名な福岡の照寿司とか、全国から有名な寿司屋の大将が勉強しに来る店だそうで。

 

もちろん、お客さんも全国からわざわざこの寿司を食べるためだけに金沢へやってくるそうな。

 

もちろん、味は一級品でした!

 

個人的にはこのマグロの漬けが、大トロより美味しかった!赤みがこんなに美味しいとは。

 

で。

こういう一見さんお断りお店って、行ったことがある人に連れて行ってもらうしかないんですよね。

なので、とても希少性があるわけです。

 

「おれ、◯◯◯予約できるけど、今度行く?」

 

という感じで仲良くなりたい人を招待したり、自分よりも稼いでる人とか、格上の先輩や、お近づきになりたい人をお誘いして人脈を広げることもできるわけです。

 

こういう店を知ってるという希少な人材になるわけですね。

この、「希少な人材」になるという思考はビジネスをやる上ではとても大事です。

 

さらに、この店の場合、店に来た時にとりあえず次の予約を抑えるしかないので、常連さんが毎回次の予約をして帰ります。

これを逃したら、次はいつ来れるかわかりませんからね。

 

しかも、それでも次回は3〜6ヶ月後、時に1年以上先になったりします。

もちろん半年、1年先のスケジュールなんて未定なんですが、とりあえず予約を取っておきます。

人数とかも、まだわからないけど、とりあえず3人?とか4人?とか適当に取っておく。

そして、後から行きたい人を探すという寸法です。

 

つまり、常連さんが勝手に集客を代行してくれてるような感じです。

お店としては、何ヶ月も先まで予約が埋まってるので、売上が半年先、1年先まで確保できてる状態で経営ができてしまいます。

言ってみれば、無在庫販売みたいなものですよね。笑

先に予約をとって、あとからその分だけ仕入れるので無駄なロスもなく、非常に効率的に経営できます。

 

中には、こういう「予約困難店」というブランドを作るためだけに、わざと営業日を週1とかにしてる店もあったりします。

それでも、半年先、1年先まで埋めておけば、その分だけ仕入れて営業すればいいので、絶対にプラスになるわけですね。

このモデル作れたら最強ですよね。

 

あと、今回行ったお店「小松弥助さん」だと、他にもブランディングの演出も良くて。

カウンターとテーブル席があるんですが、カウンターはさらに人気で希少性が高いんですね。

90歳の大将が店に立っていて、他にも職人たちはいるんですが、カウンターに座ると、この大将(寿司職人の神様)が握った寿司を直接手渡ししてくれます。

これがまた人気のようで、カウンターは常連でもなかなか取ることができないんですよね。

 

ましてや、今年90歳ってことで、もういつまでカウンターに立てるかわからないわけです。

緊急性も非常に感じられますよね。

 

こういった、ブランディングとファン化も上手いなーと思います。

(もっともそれは狙ってやったわけではないかもしれないですが)

 

ネットビジネスでも期待感を高める努力は大事

こういうのは、ネットを使ったビジネスでもマネできます。

 

たとえば、商品を作る前にセールスレターだけを書いて、先に予約購入を取る。

そして、買ってくれた人たちに必要なものを、後から作っていくというスタイルです。

 

これだと失敗がないし、万が一1つも売れなくても、ノーダメージなんですよね。

最悪なのは、一生懸命時間をかけて作ってみたものの、まったく求められてなかった…という状態です。

 

そうならないように、先にプロモーションをかけて、マーケットイン(顧客のニーズをヒアリングして商品化する形)で、商品を作る方法はおすすめです。

 

あと、その際に、希少性と限定性を使って、購入してくれた人に特典を付けたり、人数を限定したりするのも有効です。

 

そして「売り切れ感」を演出して、わざとその様子を情報発信します。

 

「予約完売のお礼」を伝えたり、今後は再販は未定なことなどを伝えたりして

「買えばよかった!!」という気持ちを煽ります。

 

さらに、お客様の声を使って、買って満足してくれた人の声も紹介していきます。

 

ちなみに、覚えておいてほしいのですが
お客様の声は最強の集客ツールです。

必ずとっておきましょう。

(もちろん使ってOKかどうかは許可を取りましょう)

 

そんな感じで、今回買わなかった人に対しても「買わなかった後悔」を煽ることで

後に「満を持して再販します!限定◯人」みたいなプロモーションを打ったときに威力を発揮するんですね。

 

「待ってました!!」

「今回こそ買わねば!!」

という気持ちにさせます。

 

この

「待ってました!」

という状態を、普段の発信から常に作っておくことが大事です。

 

まあ、こういった煽りばっかりやるのも微妙ですが、これは一種のエンタメみたいなもので、これをやることで価値を高めることもできるんですよね。

 

期待感が高まると、同じ商品であっても、手にとってくれた人の本気度が変わります。

 

やっぱり、苦労して予約を取って何ヶ月も前から楽しみにしていた店は、ありがたく噛み締めて食べるので、より美味しく感じるっていうのもありますよね。

それと同じで、コンテンツビジネスでも、しっかり期待感を煽ってから渡して上げたほうが、本気で吸収してくれるんですよね。

 

結果、満足度も上がるし、お客さんの成果にも繋がるので、お客さんのためになるんです。

 

だから、言いたいのは「期待感を煽る」っていうのは、どんなビジネスでも大事だよ!ってことです。

 

今回の寿司屋に行って、それを改めて思いました。

 

ということで、ぜひ参考にしてみてもらえればと思います。

 

ではではー。

 

おまけ。

金沢旅行にて。

金沢茶屋。この中に今回行った小松弥助さんが入ってます。
有名な観光地、ひがし茶屋街。人気がない…。
大福と冷やし抹茶を食す!美味し。
名物のフルーツ大福!
名物の金箔アイス!金箔は味しないっす。
態度の悪い1枚(笑)不機嫌なのではなく眠いのです。
百楽荘。良き旅館でした。

 

良い旅でした!

1件のコメント

金沢のこのお寿司屋さんに私が行ける日は来ないと思いますが、聞いて見ているだけで、どんな素晴らしいお店かわかります。
すごいブランディングですね。
歳を重ねるって、いい時とそうでもない時がありますが、これは確実に前者の成功例ですね。
継続は力なり!

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ABOUT US
あっきー(保坂あきひろ)
フリーランス起業家。法人経営10年目。「パソコン1つで自由に生きる」をモットーにWEBマーケティング事業を運営、社員を雇わずに1人で年商1億を稼4年継続中。

→崖っぷち30歳フリーターからの逆転物語をマンガ化してみました!

《コンテンツビジネス×自動化》を得意とし、現在は主にSNS×LINEを使った集客・マネタイズ・ファン作りのコツについて発信しています。

実績としては、ほったらかしの自動集客で月間300〜600万の利益を2年以上継続で生み出したり、メール1通で1撃1000万売り上げたことも。日本全国50店舗以上の飲食店の集客コンサル企画にて、売上前年度比150〜200%以上のお店を多数続出させた経験あり。コンサル生はビジネス開始半年以内に月収80〜200万達成者多数。